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Kapitel 7: 7

「姉さん、欲求不満すぎるでしょ。この前の誕生日にあれだけのイケメンモデルがいたのに、まだ足りないの?もう新しい相手を見つけちゃって!」

ふん、前回の誕生日はそんなパーティーだったのか。だから酔いつぶれるまで飲んでいたわけだ。

「私はもう27歳よ。これ以上遊ばないと年取っちゃうわ。でもあの白い顔した男の子たちなんて、佐藤社長に比べられないわ。やっぱり佐藤社長は年齢を重ねるほど元気になるわね!」

妻はそう言いながら佐藤社長に抱きつき、お世辞を言った。

「そうだ、そうだ。義弟さんなら身内だ。一緒に食事でもどうだい?」

渡辺明彦は笑いながら言った。「結構です、佐藤社長。姉の旦那に書類を届けなきゃならないので。姉さんとゆっくり楽しんでください。遠慮なんかしないでください。姉さんは安いですから、心配しなくていいですよ!」

「この生意気な!何言ってるの!」

姉弟は少し言い合いをした後、明彦は書類を見つけて出て行った。

書類が私の手に渡った時も、彼は自分が見たことについて一言も触れなかった。

私はこの姉弟のことを完全に見透かした気がした。

その後、私は平静を装いながら、証拠集めを続けた。私立探偵に妻の尾行を依頼しただけでなく、自分でも明彦の後をつけた。

そして分かったのは、明彦は商売なんてしておらず、ギャンブルで多額の借金を抱えていること。会社設立の名目で姉からお金を騙し取っていたのだ。もちろん、それは最終的に私のお金を騙し取ることになる。

そして姉が怒って彼にお金を渡さなくなると、彼は姉をあちこち連れ回し、イケメンを紹介して姉を誘惑させる。そうして行ったり来たりするうちに、妻は堕ちていった。

そして遊びはどんどんエスカレートし、お金の使い方も水のように流れるようになった。日常の化粧品、マッサージ、美容などの出費に加え、イケメンたちへのお礼も必要だった。

こうして妻もその世界にのめり込み、弟の飲み食い、風俗、ギャンブルを追及するどころか、弟と一緒に遊ぶようになった。

明彦はさらに厚かましくも自分の姉を様々な社長に紹介し、妻のいわゆる「商談」とはそういうものだった。確かにそれでいくらかのお金を稼いでいた。

妻を気に入った社長たちは気前がよく、よくアクセサリーやバッグを妻にプレゼントしていた。


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