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Chapitre 13: 第13章

毎日、心配で胸が張り裂けそうな日々を過ごしていた。

ついに実家からの手紙が届いた。

いつものように分厚い封筒を見つめた。

心配が半分和らいだ。

しかし、凛々しい軍服姿の藤原悠佑が描かれた絵を見て。

私は涙が止まらなくなった。

「藤原悠佑。」

「藤原悠佑はきっと何かあったに違いない。」

「この絵は兄の筆跡だわ。」

従姉は慌てて私を慰めた。

「兄上の手紙には若侯爵様のことは書かれていないわ。」

「命に別状はないはずよ。」

「良い知らせは、もうすぐ凱旋するということ。」

「今頃は都からそう遠くないはずよ。」

私は部屋に駆け戻り、小さな包みを持って稲妻を連れて出発した。

わずか五、六日で凱旋する大軍と出会った。

「藤原悠佑!」

私は構わず軍の中へ突っ込んでいった。

歩兵たちは自然とにこにこしながら道を開けてくれた。

私は何の妨げもなく馬を走らせ、一台の馬車の前まで来た。

「月華、どうしてここに?」

兄が馬で私の前に来て、馬車の中を覗こうとする私を遮った。

「お兄様、藤原悠佑は馬車の中にいるの?」

「あいつは本当に怠け者でね。」

「座れるときは絶対に立たないし、寝られるときは絶対に座らない。」

私が兄を避けて手を伸ばそうとしたとき。

兄に手首を掴まれた。

「月華、入ってはダメだ!」

兄は眉間にしわを寄せた。

「月華、悠佑は...入ってはいけない、言うことを聞け!」

兄の焦った様子を見て。

私の不安な心はさらに激しく鼓動を打った。

藤原悠佑はきっと具合が悪いのだ。

もしかしたら手足を失ったかもしれない。

もしかしたら意識不明なのかもしれない。

もしかしたら馬車の中には彼の棺があるのかもしれない。

そんな可能性を考えると、揺れる体を必死に支えた。

兄を押しのけ、馬車に飛び乗った。

私は彼の上に倒れ込んで涙を流す覚悟までしていた。


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