転生したら小説世界で三歳半、超溺愛された！

前世では最強無敵だった美穂は、悲しいことに気づいた。
自分がなんと三歳半の幼児の体に転生していたのだ！
しかも、周りには超大手企業の持ち主である父親と五人のエリート兄たちがいた！
父親・葉山猛は数万億円の価値がある契約書を破り捨てた。
「午後6時以降の仕事はすべてキャンセルだ。家に帰って子供にミルクをあげなければ」
長男・不動産王の兄​​：「この山、なかなか良いな。買い取って美穂のために遊園地を建てよう」
次男・医学の神様の兄​​：「さっき美穂に触れた手はどっちだ？言わないなら、両方とも潰すぞ」
三男・国民的俳優の兄​​：「美穂はどの作品が好き？兄さんが番組に連れていってあげるよ」
四男・eスポーツ王者の兄​​：「美穂はどのメダルが欲しい？取ってきてあげる」
​​五男・大物ハッカーの兄​​：「美穂、兄さんが君の名前を冠した新しいプログラムを国に献上したよ」
美穂は小さな足をブラブラさせながら、こぷりとため息をついた。
「はぁ、魅力って隠しようがないものね」