強気な名門妻は 裏で愛嬌いっぱい

（本作は古代から現代へのタイムスリップもの、男女両方も純潔な実力者が、相思相愛の純愛系です）

彼女は「天翔」国最強の大司祭、大塚詩織である。天人のような姿をしており、天機を窺い、生死を断ち、蟲術も医術も天下無双なほど。

そんな彼女が一度の生死を経て、異世界の高校卒業を目前にした問題児少女・大塚詩織の身体に転生した。この子は、告白に失敗しただけで自殺しようとしていたらしい。

父は愛さず母も構わず、実姉はいじめてくるし、クラスメイトからもいい顔をしない…

詩織は冷たく口角を上げて失笑した。
良いでしょ、この司祭様に逆らう者は容赦なく排除するのみ！

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その後…

司祭様は三つのことだけに熱中した。

一つ、首席を取り各種証書や賞を獲得すること。

二つ、あらゆる邪魔者を排除すること。

三つ、小島彰に甘えること。

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小島彰とは、商業帝国の王者、冷血無情かつ凶暴で、情に厚くなく、陰では鬼神と呼ばれている。

噂によると、数年前、彼は火事を利用し、一族の半分を焼き尽くし、その後呪いを受けて両足が不自由になったという。

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さらにその後…

人々はある衝撃的な事実に気付いた。あの鬼神と魔女がいつの間付き合い始めたのだ！しかもあの鬼神は、妻を溺愛するほどの夫に変わった！

そんなある日の出来事だ。

「うちの詩織は繊細で貴重な存在だ。誰だろうと、彼女をいじめることは許さない。そんな者は一瞬で地獄に落とす。」

「小島様、そんな言い方、逆だと思いませんか？」

「うちの詩織は勉強が苦手が、そこらへんはどうぞよろしく頼む」

「ちょっと待ってください。うちの一位を圧倒的に勝ったのに、勉強が苦手だと？」

（本作はフィクションです。真に受けたら負けですよ！）