スキルクールダウンなし？我はアンデッドの災厄と化す！

世界がデータ化され、ゲームが現実を覆い、異形の魔獣が暴れ、ダンジョンが林立する中、全民転職時代が到来した。

平田明はネクロマンサーに転職したが、他のネクロマンサーとは違い、5レベル上がるごとにゴールド詞条を解除していく。

【詞条・天師借法：全スキルのクールダウンなし】
他のプレイヤーがまだダンジョンで連携を重視しながら慎重に攻略している時、平田明は既に一人で大型レイドダンジョンに突入する。

無数のスケルトン軍団が盾となり、隙間なく続く骸骨の君王たち、空には数千頭の深淵骨龍が飛び交い、ダンジョンのボスは震え上がった！

【詞条・移花接木：全てのダメージを召喚物に転移】
平田明が軽々と召喚したアンデッド軍団を見ながら、彼自身も自分を倒す方法が思いつかない――アンデッドが絶えることなく、平田明は不死身！

【詞条・海納百川：全スキル効果範囲を9999倍に拡大】
平田明がボーンストームで数百キロを巻き込み、アンデッド軍団とともに敵城を一掃した時、その姿を見た者はいなかった。

数ヶ月後、国戦が開始された。

華夏チームの中から、たった一人のネクロマンサーが前に歩み出た。