冷酷社長の夜限定キス命令

昼間、清水美咲は黒と白のタイトなOLスーツに身を包み、コーヒーを手に社長室へ。
「池田社長、どうぞごゆっくり」
しかし机の奥の池田彰仁は、一瞥すらくれない。

――これでも心は動かないの？

美咲がもう少し挑発的に腰を揺らそうとした瞬間、人事部から解雇通知が届いた。
美咲：「……は？」

夜。
大きめのパジャマに身を隠しても、彼から逃げることはできない。
「私を解雇したんじゃないの？」と足で蹴りを入れる美咲。

次の瞬間、彼は足首を掴んで強く引き寄せる。
「足、痛い？」

憤然とする美咲の声が響く。
「私はもう解雇されたのよ！」

けれど返ってきたのは、抑えきれない激情をにじませた低い声。
「……また、あんな格好で会社に来られる勇気があるなら、試してみろ」

――昼は冷徹な社長、夜は情熱的に求めてくる独占欲の人。

[美貌を武器にする令嬢 × 表面クール裏腹情熱の社長]
[甘々ラブストーリー・いじめなし]