二人は互いに足を引っ張り合い、私を真ん中に挟んで、食べることも触れることもできず、何度も神経を高ぶらせては押さえつけられる状態に。
私はすっかり疲れ果て、神経衰弱になりそうだった。
「もう遅いから、冗談はやめて寝ましょう。電気を消しますよ」
そう言って、私は車内の大きな照明を消し、わざとらしくぐっすり眠るふりをした。二人の女性はしばらくスマホをいじった後、相次いでベッドサイドの小さなライトを消した。
世界はようやく静かになった。
私がうとうとして、夢の世界に入ろうとしたとき、突然胸元に細くて柔らかい小さな手が這い上がってきた。真っ暗な車内で、私は目を見開くと、猫のような大きな目が鋭く私を見つめていた。
私は驚いて飛び起き、叫ぼうとした瞬間、その白い手が私の口を塞いだ。「私よ!」
恵さんの声?
彼女はいつ上段ベッドから降りてきたんだ?なんてこと!
「私もいるわよ!鈴木先生!」
同じく小さな声で、雪菜さんの声だとわかった。
慌ててベッドサイドのライトをつけると、二人の絶世の美女がセクシーな下着姿で私にぴったりと寄り添っていた。まるで夢のようだ。自分は蜘蛛の巣に落ちたのか?
二人の落ち着きのない小さな手が私の体を這い回り、二人の表情は非常に魅惑的で、まるで人を食らう魔女か、陽気を吸う狐妖のようだった。
「何をしているんですか!こんな夜中に寝ないで?」
私は彼女たちの目を見る勇気もなかった。
「鈴木先生、私たち姉妹、病気なの。男性が恋しくて。先生が治療してくれないかしら?」
「でも、治療できるのは一人だけよ」
「そう、選んでね!」
なんてこった、夜中にこんな手を使うなんて、彼女たちは本気だ。もう演技すらしていない。
「誰も選びません」
逃げようとした私を、二人は再び引き戻した。
「必ず一人選ばなきゃダメ」
「さもないと、大声で叫ぶわよ。夜中に先生が私たちを痴漢したって。ここには私たち三人だけ。先生一人の男性と、私たち二人の女性。結果はわかるでしょ」
「それはないでしょう、またそんな手を使って。私はあなたたちに悪くしてないですよ!」
「だったら選んでよ!」
甘えた声で迫られ、私の心はほとんど溶けそうになった。
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