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장 3: 第3章

会社が移転した後、親友たちと一杯飲もうと思っていたんだけど、藤原一郎のアイコンをタップした時、彼のアイコンがカップルアイコンに変わっていて、タイムラインの背景も彼と彼女の2人の写真に変わっていることに気づいた。

見た瞬間、怒りと笑いが込み上げてきた。

藤原一郎の彼女は他でもない、私の元カノの江口桜子だった!

更新すると、藤原一郎が新しい投稿をしていた。手を繋いだ写真と共に、ダサい告白文が添えられていた。

すぐに、コメント欄には長々とコメントが並び始めた。

「???お前どうしたんだよ、人の恋人を奪うなんて。」

「江口桜子って山田翔太の彼女じゃなかったっけ?この前まで2人でラブラブな投稿してたよね。」

「お前らわかってないな。俺が言ったとおり、江口桜子も藤原一郎も山田翔太の金目当てだったんだよ!」

「ははは、親友と元カノが付き合うとか?ゴシップの匂いがプンプンするね。」

明らかに、タイムラインのコメントは藤原一郎の予想を超えていた。彼は元々落ち着きのない性格で、これらのコメントを見て顔を真っ赤にしていたに違いない。

案の定、5分も経たないうちに、藤原一郎は再び投稿した。

「みんな邪推しないでくれ。何のゴシップもない。桜ちゃんと山田翔太は円満に別れたんだ。俺たち2人は真面目に付き合って、お互いのことを気に入って付き合うことになった。それに、ここで正直に言わせてもらうと、山田翔太は以前の関係で確かに桜ちゃんに申し訳ないことをした。これ以上は言わない。」

彼が必死に考え出した説明を見て、最初に感じたのは怒りではなく、滑稽さだった。

私が江口桜子に申し訳ないことをした?

冗談じゃない。この数年で会社を経営して結構稼いだし、毎月江口桜子にかけた金も少なくない。会社を始めた最初の月から、毎月少なくとも20万円の小遣いを江口桜子に振り込んでいた。さらに彼女の弟の仕事まで私が手配したんだ。良心に誓って、私は江口桜子に何も借りていない。むしろ追及するなら、江口桜子の方が私に借りが多いと思う。

私が藤原一郎に電話して一体どういうことか問いただそうとする前に、逆に彼から電話がかかってきた。

「やあ、若山田社長、電話したのは他意はないんだ。ただ最近どう過ごしているか聞きたくてね。」


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