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บท 7: 竜魂突撃隊!

บรรณาธิการ: Pactera-novel

葉辰が意外に思ったのは、声を上げたのが女性だったことだ。

振り向くと、案の定、一人の女性がまっすぐこちらを見ていた。

170センチはあろうかという長身に、きちんとした制服を着ていた。体にフィットした迷彩服の上着に、ストレートの迷彩ズボン。凛々しい雰囲気が漂っていた。

葉辰は彼女の身分証から、相手の名が百里氷(ひゃく り ひょう)であり、しかも隊長であることを読み取った。

百里氷は、立っている男が自分の胸元をじろじろ見ていることに気づき、ますます怒りを募らせ、直接言い放った。「頭を抱えてしゃがめ!二回目の警告よ!」

葉辰は依然として動かなかった。百里氷が三回目の警告を発しようとしたその時、孫怡が飛び出してきて、葉辰の両手を無理やり彼の頭の上に持っていくと、強引にしゃがませた。

そうさせると、孫怡も隣にしゃがみ込み、葉辰に小声で言った。「ぼうっとしてないでよ!本当に殺されちゃうわ!後で事情聴取があるけど、私たちは大丈夫なはず。監視カメラもあるし、全部正当防衛なんだから…心配ないわ」

葉辰も特に何かを説明する気はなく、頷いた。

百里氷はようやく緊張を解いた。なぜか、あの少し痩せた青年からは常に危険な気配を感じていた。

彼女は周囲を見渡し、明らかに争いの跡があるのを確認した。そして、床に跪いているのが陳正国だと気づいた時、彼女は完全に固まった。

この男が、どうして跪いているんだ?

彼は陳家の当主だろう!確か、どこかの商工会の会長もやっているはず…

それ以上考えるのをやめ、彼女は部下に直接指示した。「周さん、宴会場の監視カメラの記録を押さえて。それと、ホテル側から参加者名簿をもらってきて」

「隊長、残りの者たちはどうしますか?」と周さんが尋ねた。

百里氷はきりっと眉を上げ、んだ声で言った。「全員連行する!」

夜8時、江城のある建物の前。

葉辰と孫怡はようやく外に出てきた。今回、公安が全員を連行したのは単なる捜査協力のためであり、主に事情聴取で詳細を把握するためだった。

公安側も当時のホテルの監視映像を確認し、大筋は把握していた。ただ、彼らを不思議がらせたのは、葉辰と陳家のあの老人との戦闘場面が、まるで意図的に削除されたかのように、大部分がノイズになっていたことだ。


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