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บท 7: 7

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夜、河野霞は魂を失ったように自分を閉じ込め室に閉じ込めた。

果てしない闇が彼女を包み込み、彼女は楽子が生前に味わった恐怖を苦しみながら体験していた。

あの夜、閉じ込め室はこんなにも暗く、こんなにも冷たく、こんなにも湿っていたのだ。

楽子がこのような絶望と苦しみの中で死んだこと、特にその苦しみが父親自らの手によって与えられたものだったことを考えると。

霞は溺れて窒息するような感覚に襲われ、息ができなくなった。

耳元でカサカサという音が聞こえ、彼女の足元にゴキブリが這ってきた。

異様な感触を感じ、霞は急いで部屋から飛び出した。

閉じ込め室の明かりをつけてみると、床には何十匹もの虫がびっしりと這い回っていた。

楽子が死ぬ前に書いた紙切れを思い出し、霞はようやく何かがおかしいと気づいた。

閉じ込め室がどれほど使われていなくても、家の衛生状態が良ければ、どうしてこんなに多くの虫がいるのだろう?

誰かが意図的にやったとしか考えられない。

霞は息子を失ったばかりの感情を必死に抑え、夜を徹して基地に駆けつけ、この件について徹底的な調査を命じた。

一体誰が閉じ込め室にこれほど多くの虫を放ったのか、彼女は必ず答えを得るつもりだった。

一人の新兵が恐る恐る手を挙げ、怯えた目で霞を見つめた。

彼女はうなずき、話すよう促した。

相手は恐る恐る口を開いた。「報...報告します。数日前、巡回中に団長様の...の...」

彼女はもごもごと言葉を濁し、なかなか続けられないでいた。

霞は肯定的な視線を送った。「事実を述べるだけなら、遠慮なく言いなさい。でも、もし嘘をつくなら、軍区は嘘つきの新米兵士は置いておかないわ。」

相手は必死に唾を飲み込み、勇気を振り絞って一気に言った。「団長様の義理のお兄さんと姪御さんが外で土を掘っているのを見ました。彼らの会話を聞くと、何か小さな虫を探しているようでした。」

彼女は指を折って計算した。「時間を計算すると、楽子さんが閉じ込め室に入れられたあの夜です。」

義理の兄が関わっていると知り、霞の表情は冷たくなった。「あなたは知っているの?誹謗中傷がどれほど重い罪になるか?単に虫を掘っていただけかもしれない。授業の課題で必要だったのかもしれないわ。それだけでは何も証明できないわ。」


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